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クルマを保有しない生活の受容性---AIオンデマンド交通の実証実験 茅野市

長野県茅野市は12月7日、国土交通省の日本版MaaS推進・支援事業に選出された枠組みを活用して、AIオンデマンド交通を利用した新たな地域公共交通システムの実証実験を開始した。

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茅野市
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長野県茅野市は12月7日、国土交通省の日本版MaaS推進・支援事業に選出された枠組みを活用して、AIオンデマンド交通を利用した新たな地域公共交通システムの実証実験を開始した。

自家用車での移動比率が高い茅野市では、高齢者の免許返納、仕事中の親の通院や介護の交通課題が顕在化している。これらの課題解決に向けて、AIオンデンマンド交通を導入したハブ&スポーク型の地域公共交通体系への転換を図っていくため、実証実験を実施する。

実験には、AIオンデマンド交通予約できるスマートフォンアプリ「のらざあ」の提供や、電話予約、運行管理などの運営全般に関し、ヴィアモビリティジャパン、損害保険ジャパン、プライムアシスタンスが参画する。

実験は12月7日から2021年5月31日まで実施する。スマートフォンアプリ「のらざあ」またはコールセンターのオペレーターが電話にて利用者からの配車予約を受付、AIが乗合タクシーを配車する。利用者は実証運行エリア内であれば、どこでも乗降が可能。料金はスマートフォンで予約した場合、3km未満が300円、5km未満が500円、5km以上が700円。

茅野市では、実証実験でオンデマンド交通の受容性等を検証し、マイカーを持たなくても生活することが可能となる街づくりなど、新たな地域交通の構築を目指す。ヴィアや損保ジャパン、プライムアシスタンスは、実証実験終了後の社会実装に向けた取り組みを支援するとともに、他地域での展開も視野に、今後も研究
を進めていく方針。オンデマンド交通の実証運行エリア
《レスポンス編集部》

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