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住民運営の無料ライドシェア、1年間で1000人を送迎 大阪池田市の「らくらく送迎」

大阪府池田市伏尾台ニュータウンで展開する超低負荷型MaaS導入実証実験に先駆けた住民主体の配車型ライドシェアサービス「らくらく送迎」が、2020年1月のスタート時から地域住民の5分の1にあたる延べ1,000人以上の住民がサービスを利用した。

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大阪府池田市伏尾台ニュータウンで展開する超低負荷型MaaS導入実証実験に先駆けた住民主体の配車型ライドシェアサービス「らくらく送迎」が、2020年1月のスタート時から地域住民の5分の1にあたる延べ1,000人以上の住民がサービスを利用した。

「らくらく送迎」は、住民運営による地域内の無料ライドシェアサービスとサポートするシステムの総称。運営費はニュータウンに独自Wi-Fiを展開する収益で賄い、実装の内容や市への要望は、住民から市に対してボトムアップで行われている。

「らくらく送迎システム」は、地域の中で活動していた伏尾台創生会議(社団法人伏尾台コミュニティ)と、大阪大学、株式会社Momoによる共創コミュニティから派生したもので、2019年1月以降毎月隔週開催する「伏尾台イノベーションハブ」というラウンドテーブルでの定期ミーティングを通して機能実装・機能追加・運営が行われている。

システムとデバイスはMomoが開発。配車予約システムは、スマートフォンを持っていない人でも使えるウェブアプリも作成し、パソコンなどからでも予約が可能。配車予約専用デバイスは、高齢者向けに大きめで、見やすく、誰でも簡単に操作できるものを開発した。

今年5月は、緊急事態宣言の影響でコミュニティセンター使用禁止、子育てサークルの休止されたことから利用者が減少したが、地域内のクリニックや、市民病院の受診での利用があり、特に地域の高齢者にとって、なくてはならないサービスになってきているという。

Momoは、伏尾台の事例を参考に、利用者や自治体にとってより実用的で、地域のニーズに合ったシステムになるよう改良を続け、超低負荷MaaS導入による再生プロジェクトの仕組みを、少子高齢化に悩む全国のオールドニュータウンへ普及させたいとしている。

《中島 丈晴》

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