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JR東海が顔認証による改札通過実験…画像から利用者を判定 11月12日から

JR東海は9月30日、顔認証による改札機通過の実証実験を11月12日から実施すると発表した。

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東海道新幹線のICカード改札機を使って行なわれる顔認証の改札通過実験。写真は東京駅のEXサービス用IC専用改札。
  • 東海道新幹線のICカード改札機を使って行なわれる顔認証の改札通過実験。写真は東京駅のEXサービス用IC専用改札。
  • 顔認証の流れ。
  • 品川駅の実験箇所。
  • 名古屋駅の実験箇所。
JR東海は9月30日、顔認証による改札機通過の実証実験を11月12日から実施すると発表した。

これは、割引証や証明書の提示が必要な利用者限定商品のネット販売やチケットレス化を視野に入れて行なわれるもので、JR東海の一部社員を被験者にして、実現可能性を検証するために必要なデータ取得や課題の抽出を行なうとしている。

2022年1月19日まで東海道新幹線品川駅の北口3号改札機と名古屋駅の新幹線南口3号改札機(いずれもIC改札機)で実施されるが、今回の実験では改札機の入出場可否を新幹線の予約情報から判定するため、顔認証のみの実験とし、改札機の通過は行なわれない。

顔認証については、実験に使用する改札機に設置した顔認証カメラで常時撮影した動画から顔画像を抽出することでその特徴量を算出し、サーバーへ送信。事前に登録した被験者の特徴量と一致するかどうかを照合し、その結果を改札機へ回答する。

なお、実験中、被験者の顔認証範囲内を通過した一般旅客も顔の特徴量が算出されるため、JR東海では写り込んだ部分を原則として3週間以内に個人を特定できないように加工するとしているが、「顔認証を避ける場合は、別の改札口もしくは、顔認証範囲外の改札機をご利用いただきますよう、ご協力をお願いします」と呼びかけている。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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