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【ロサンゼルスモーターショー2021】11月19日開幕…屋外でスバルやジープを体験、オフロードコースも

◆スバルは屋外体験で国立公園保護への取り組みを紹介 ◆ジープの開発で用いられるテストコースの一部を再現 ◆VWの新世代EV「ID.4」を特設コースで試乗可能 ◆斜度38度の丘「ブロンコ山」を新型フォードブロンコで越える

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ロサンゼルスモーターショー(LA Auto Show)の主催団体は11月4日、ロサンゼルスモーターショー2021の屋外展示の内容を発表した。同ショーは11月19日、開幕する予定。

1907年に開始されたロサンゼルスモーターショーは、世界有数の自動車ショーのひとつだ。ロサンゼルスを象徴するイベントのひとつにもなっている。関連イベントの「オートモビリティLA」では、自動車メーカーを中心に、さまざまな新型車や技術革新が発表される。

◆スバルは屋外体験で国立公園保護への取り組みを紹介

ロサンゼルスモーターショーは前回、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響で中止された。2年ぶりに開催される同ショーでは、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮して、屋外展示を重視して開催される。

SUBARU(スバル)の屋外展示は、「国立公園体験」をテーマに据える。ロサンゼルス・コンベンションセンターの西ホールでは、180度のLEDウオールとLEDフロア、大自然をイメージした光景、音、香り、そして2つのレベルでの観覧など、スバルの中核モデルと国立公園保護への取り組みを紹介する全く新しいモーターショー体験を予定している。

また、非接触技術にスポットライトを当てたインタラクティブな洞窟を探索することもできるという。パフォーマンスエリアでは、新型『WRX』などを展示する計画だ。

◆ジープの開発で用いられるテストコースの一部を再現

ジープブランドは「Camp Jeep」を開催する。ジープの2万5000平方フィートに及ぶ展示は、ロサンゼルスモーターショーの来場者に、ショーの会場にいながら、ジープ車の究極のオフロード性能を体験する機会を提供するという。

Camp Jeepは、新型車の発売前に、ジープ車両が耐え抜く厳しい試験の幾つかをシミュレートする複数の障害物で構成されている。このコースでは、最低地上高、アーティキュレーション、ブレークオーバー、オフキャンバー、サスペンションなどの性能を直接見ることができる。Camp Jeepは、プロのドライバーに同乗して、ジープブランド車のオンロード&オフロード性能を体験できるインタラクティブな冒険ゾーンになるという。

エキスパートドライバーが来場者を乗せ、2021年モデルの『ラングラー・ルビコン』、プラグインハイブリッド車(PHV)の『ラングラー4xe』、『グランドチェロキー』、『グランドチェロキー・トレイルホーク』、『チェロキー・トレイルホーク』、ピックアップトラックの『グラディエーター・ルビコン』を走行させる。

◆VWの新世代EV「ID.4」を特設コースで試乗可能

フォルクスワーゲンの屋外展示は、「VW Roadshow」と命名された。フォルクスワーゲンは、このVW Roadshowにおいて、ロサンゼルスモーターショーの来場者を、運転して楽しいSUV体験へと招待する。

VW Roadshowでは、新世代EVの「ID.」ファミリーの電動SUV『ID.4』、最新のデジタルコックピットを搭載した新型コンパクトSUVの『タオス』、家族向けSUVの『アトラス』、そのSUVクーペ版の『アトラス・クロススポーツ』、『ティグアン』が体験できる。ロサンゼルス・コンベンションセンターのギルバート・リンゼープラザのフォルクスワーゲンの特設クローズドコースでは、これらのSUVの敏捷性、走行安定性、適応性が確認できる障害物が配置されるという。

◆斜度38度の丘「ブロンコ山」を新型フォードブロンコで越える

フォードモーターは、新型フォード『ブロンコ』を屋外展示の中心に位置づける。ブロンコは、フォードブランドの伝統のオフローダーだ。ブロンコは、1992年から1996年まで販売された第5世代を最後に、生産を終了した。フォードブランドは2020年7月、24年ぶりにブロンコを復活させた。

フォードの「Bronco Built Wild」体験では、特設の屋外オフロードコースにおいて、新型ブロンコシリーズに試乗できる。ロサンゼルス・コンベンションセンターの北プラザには、斜度38度の丘「ブロンコ山」が作られる。このブロンコ山を、新型ブロンコで越える体験が用意される。

また、来場者には、ブロンコの歴史や最新ラインナップ、純正アクセサリーなどを紹介する。「フォーミュラD」に参戦中のヴァーン・ギッティンJr選手が設設した特設オフロードコースでは、「Trail Turn Assist」が体験できる、としている。
《森脇稔》

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