モビリティの進化が未来を変える

長野県塩尻市が県内初の自動運転EVバスが公道走行 一般向け試乗会も

塩尻市と一般財団法人塩尻市振興公社は、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン株式会社など複数の民間企業と連携し、塩尻市内の一般公道でEVバス型自動運転車両を用いた社会実験を実施する。

テクノロジー 自動運転
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塩尻市と一般財団法人塩尻市振興公社は、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、損害保険ジャパン株式会社など複数の民間企業と連携し、塩尻市内の一般公道でEVバス型自動運転車両を用いた社会実験を実施する。

今回の実証実験は、長野県内初の「市街地の一般公道における高精度3次元地図を用いたEVバス型自動運転車両の走行実証」を通じて、昨年度に引き続き、自動運転技術向上に関するデータ取得と自動運転車両に対する社会受容性の向上を図り、グリーンスローモビリティに関する受容性の検証を行うことを目的としている。

実験は、11月24日から28日の9時~16時に事前予約制で実施。試乗定員は7人で、「広丘駅」と「無印良品ツルヤ塩尻広丘店」を結ぶ約3.8キロの区間を約30分で走行する。

実験使用車両は、株式会社ティアフォーが所有するタジマモーターコーポレーション「GSM8」をベースとした車両を使用する。車両制御には自動運転ソフトウェア「Autoware」を使用し、自己位置推定や障害物認識等は、測量データを基に事前に作製した高精度3次元地図をベースに、LiDARやカメラ等の機器を使用して行う。今回、国土交通省が推進する「グリーンスローモビリティ」の実証実験も兼ねて行う。

自動運転車両の制御に使用する高精度3次元地図は、塩尻市と一般財団法人塩尻市振興公社が実施する公設クラウドソーシング事業「KADO」により、子育て中の女性等、地域の時短就労を希望するテレワーカーが製作に携わったものを使用する。

塩尻MaaSプロジェクトの将来構想として、塩尻市でのコミュニティバス運行を全面的に再構築し、「市街地と農山村地域を結節する持続性の高い基幹交通として自動運転バスを運行」「市街地内・農山村地域内における利便性の高いオンデマンドバス等を運行」を目標に、官民連携体制で運営することを目指すという。具体的には、バス運転手の担い手不足と利便性の低下という課題を同時に解決するため、オンデマンド運行が適していると認められる地域・路線について、2022年度から現行のコミュニティバスをダウンサイジングさせたオンデマンドバスに順次転換することを目指し、市域内移動の要となる市街地・農山村間の基幹路線で、将来的な技術的進展を前提に、自動運転車両の導入を検討する。

今回の取組みを契機に、先進的技術を有する企業の集積や新たな技術・サービスの創造を目指し、全国に横展開可能な官民連携のサービスモデルを構築。日本全国の中山間地域における交通課題の解決に寄与することを目指すという。

《中島 丈晴》

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